base(ベース)です。
以前の記事で私が所有している「Audi Q3」を紹介しましたが、アウディはオプション装備が充実しています。それゆえに、いまいち機能が分かりにくいと感じる人も少なくないはずです。今回は定番のオプション装備である「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ」について解説していきます。
コンビニエンス&アシスタンスパッケージとは
コンビニエンス&アシスタンスパッケージとは2022年式から導入されたオプション装備で、元々はベーシックパッケージと、アシスタンスパッケージが1つになったものです。内容は下記の通りです(2022年現在)。
- シートヒーター(フロント)
- フロントシート電動調整機能
- ランバーサポート 4ウェイ(フロント)
- オートマチックテールゲート
- アウディホールドアシスト
- アウディドライブセレクト
- アダプティブクルーズアシスト
- ハイビームアシスト
- サイドアシスト
- リヤクロストラフィックアシスト
- エマージェンシーアシスト
シートヒーター(フロント)
フロントシートの座面と背もたれを温めます。フロントシート(左右席)それぞれ個別に3段階で調整が可能です。瞬時に暖かくなるので、寒い日に活躍する機能です。
フロントシート電動調整機能
シート側面のコントロールボタンの操作によりシートの前後、背もたれの調整ができます。
ランバーサポート 4ウェイ(フロント)
シートで疲労軽減をはかるために背もたれの腰椎が当たるあたりに設けた支えをコントロールボタンにて調整できます。
オートマチックテールゲート
バンパー下のセンサーに脚をかざして自動でテールゲートを開けることが出来ます。
アウディホールドアシスト
ブレーキをかけて停止した際に自動的にサイドブレーキがかかります。アクセルを踏むことによってホールドを解除できます。
アウディドライブセレクト
フロントのボタンを押すことにより、5つあるドライブモードを
- 「efficiency」(効率)
- 「comfort」(快適)
- 「auto」(自動)
- 「dynamic」(動的)
- 「individual」(個別)
の順に変えることができます。
アダプティブクルーズアシスト
センサーによって先行車との距離を常に監視し、車間距離を維持して安全な距離を確保します。渋滞時には、先行車にあわせて減速や制動を行い、先行車が停止したときは、車両を停車します。先行車との車間距離を維持するだけでなく、車線から逸脱しないようステアリング操作をサポートするレーンアシスト機能も搭載しています。
ハイビームアシスト
ハイビームアシストは、ヘッドライトのハイビームとロービームの切り替えを自動で行ってくれます。
センサーが対向車のヘッドライトや前走車のテールランプを感知して自動切換します。
サイドアシスト
ドライバーの死角を並走する車両を検出して、事故を未然に防ぐシステムです。走行中にレーダーセンサーが後方の並走車を検出すると、該当する側のドアミラー内側のLED を点灯してドライバーに注意を促します。さらに、LED 点灯中にその向きのターンシグナルを出すと、LED が点滅して事故の危険を知らせます。
リヤクロストラフィックアシスト
駐車スペースから後退で出る際に車両後方のクルマの往き来をレーダーが監視し、近づいてくるクルマがあるとディスプレイに表示します。もし、危険な状況にあると判断すると、光と音、そしてブレーキの振動により、ドライバーに警告します。
エマージェンシーアシスト
運転中、危険を察知したときディスプレイや警告音で危険を示します。一定時間、ハンドル操作がない場合に、「運転者に何かがあった」とシステムが判断し、車両を緊急停止させます。
まとめ
アウディのオプション装備の機能は便利なものばかりで、日々の運転を安全かつ快適にしてくれます。特に「アウディホールドアシスト」は信号待ちの停車の際にブレーキから足を離せるため、長時間のドライブでは非常に便利な機能です。
ただ、アウディのオプション装備は数が多いので安易に付けすぎるとそれなりの額になってしまうため、必要なもの、不要なものをよく考えて選びたいところですね。
今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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